ASUS Chromebook C300MA-whiteを1年間使った感想・レビュー

ASUS Chromebook C300MA-whiteを使用して1年間が過ぎましたので、
レビューおよび感想。

Chromebook使用期間が1年になった

ASUS Chromebook C300MA-whiteを購入したのは2015年5月末でした。
現在ちょうど1年を過ぎたというところ。

初めてのクロームブックでもあるので、
Chromebook使用歴1年ということも言えます。

これまでWindowsやMacのノートパソコンをいくつか所有してきましたが、
13インチというサイズもこれまでに使ったことがありませんでした。
Chromebook C300MA1年使用ノマド1

買った理由はChromebookが好評だったから

ASUS Chromebook C300MA=ブラックモデルが初代で2014年12月発売、
このC300MA-whiteは新色ホワイトモデルになるわけですが遅れて15年1月に発売。

それを管理人は5月末ですから、ブラックのC300MAから半年遅れで買っています。

それには理由があったのを思い出しました。
Googleが送り出すChrome OSを搭載した新しいパソコンChromebookという点には
興味があったのですが、なかなか手が出せず。

そしてその半年過ぎた当たりで、実際に購入して使っている方々のレビューが
上がってきたわけです。Chromebookを半年使ってみたレビュー、ですね。
そういったブログ等を拝見したところ、よいという高評価。

Chromebook自体を既に忘れかけていましたが、ならば買ってみるかという流れ。

Chromebook、日本では認知度低い

クロームブックを使って後発組と言える遅さかもしれませんが、
もしかしたら後発ではなく先行している可能性もある。

日本ではChromebookについて興味ない、どころか知らない人
のほうがまだ多いでしょう、2016年6月頭の現時点でもです。

アメリカでは大ヒットして人気商品になったものの、
日本では法人ではなく個人向けに普及させようという時期で
Windowsタブレットが数万円程度で普及しだしたり、
最新モデルでは円安のせいかChromebookもややお高めな価格設定に。

アメリカで普及した要因がChromebookの安さにあったというのですから、
日本ではリリースのタイミング悪かったという見方もできる。

よって、管理人でさえ、日本人のクロームブック所有者としては
先頭の部類だと思えます。

Chromebook C300MA1年使用ノマド4

この1年間で使いこんだC300MA

この1年、ASUS Chromebook C300MA-whiteをかなり使い込みました。

所有していた歴代のモバイル機器、特に物理キーボードがあるモデル
の中でこれほど外出先のカフェやマックなどで使った、正確に言えば
タイピングした機器も無い。

途中、やや飽きましたが、今でも積極的に外に持ち出して使っています。
大活躍。

頑強、堅牢、壊れない

使い続けていることからもおわかりの通り、
この1年間でかなり使いまくって、いろいろな場所を移動したわけですが、
壊れていません。

丁寧に扱ってはきましたが、落っことしたりしてないということは、
手で持ったときに滑りにくいとか、置いた状態でも滑り落ちにくい
という設計になっているのでしょう。頑強、堅牢なノートパソコン。

ASUSのモバイル機器開発の歴史が反映されていると思えますし、
それだけの開発と丁寧な仕上げになっているのでしょう。

セキュリティソフト不要の快適さ

Chrome OSはセキュリティソフトは不要。
なぜならGoogleが常に最新のセキュリティを保ってくれるから。

たびたび右下に箱から矢印が出たようなアイコンが表示され、
それが最新のアップデートのための合図。再起動すれば完了。

セキュリティソフトを買う必要もなく、更新の手間もなく、費用もかかりません。
そもそもWindowsパソコンを買う場合には、セキュリティソフトの導入および
ランニングコストが本体に乗ってくるわけです。

その意味でクロームブックなら期間を経るほど実質的な本体価格は
お安くなっていると言えます。

Chromebook C300MA1年使用ノマド3

バッテリー、長時間使用が可能

バッテリはとにかく長持ち。フル充電で外出時に不足したことはありません。
5~6時間使用でも2~3回くらいできる感じでしょうか。

モバイルに重要条件の長時間使用を見事に実現できています。
うっかり充電忘れで出かけてしまっても大丈夫だし、何より電源ケーブルを
持って行かなくてよいのも素晴らしい。

重さ

重さ1.4kgなのでノートパソコンとしては標準的とも言えますが、
昨今のスマホやタブレットが計量化しているだけに比較してしまいます。

それでも大きい画面と大きな物理キーボード、長時間バッテリなど、
メリットとのトレードオフで考えれば問題なしと言い聞かせて、
根性で持ち歩くしかないでしょう。(^-^;

タイピング

ディスクトップパソコンのキーボードのメイン部分とほぼ同じくらいの
大きな物理キーボードを装備しているChromebook C300MA。

ただ文字が打てるということではなく、指で打ち込みやすいように、
作られていると感じます。ASUSもかなりこだわっているはず。

外出に携帯するBluetoothキーボードというのは、結局ミニサイズ。
それに比較してChromebook C300MAのキーボードははるかに本格的な作り。
文字入力が捗るのは言うまでもありません。
Chromebook C300MA1年使用ノマド2

ディスプレイ

ディスプレイ13.3インチ。
これまでいろいろな画面サイズのノートパソコンやタブレットを使用して
きましたが、13インチは大きいほう。
ディスプレイに合わせて端末サイズも大きくなっており、
下手なカフェの机などでは端末がはみ出す。(^-^;

しかし、これだけ広ければ外出先でもディスクトップ並の作業スペース、
快適さを確保することができました。同時に周りの目が気になる、資料や
写真、文章を見られてしまう恐れは否定できませんが。

トータルの感想としては、ここまでの画面の大きさは必要なかったかな?
というところ。外出先専用機、モバイル用途限定ならですね。

Chromebookには11インチと13インチが主流でした。
管理人はNexus7(7インチ)+Bluetoothキーボードとか、
Windowsタブレット(8インチ)+Bluetoothキーボードといったノマド作業
をやったこともあり、カフェやマックなどでは8インチあれば、
それなりに問題なく作業はできるという感じです。

ただ13インチあれば、宅内やホテルなど、完全に腰を落ち着けて使う場合に、
重宝することは言うまでもありません。

なお、ほぼ外出先でばかり使い、宅内では急ぎの要件だけで起動しましたので、
ほとんど使いませんでしたがHDMI出力ができます。
外部ディスプレイでは1920×1200表示も可能。自宅や職場でメインマシン
として使う目的の人には非常に有用。

起動が高速

起動、再起動、終了など、使い始める速さは素晴らしいのひとこと。

外出先では高速起動が役に立つ場面が多く、宅内でも急ぎの用事の際に助かる。

起動くらいはゆっくり待てばよいのかもしれませんが、高速な動作はとにかく
精神的にもストレスがたまらず快適であります。

Chromebook C300MA1年使用ノマド5

Chromebook C300MAの残念なところ、デメリット

今さら悪い面を書いてもあまり意味はありませんが、1年時点でのレビュー
として記録しておきます。

画面映りがあまりきれいではない。ストレートに言えば汚い。
このあたりはASUSの社員さんに直接お話を聞くことができましたので、
気になる方はその記事をお読みください。

あとは端末が重いこと。
端末サイズがやや大きめなので、持ち運ぶのにも大きめのカバンが必要。
かさばると言えば、かさばります。

画面映りも端末の重さやサイズも、トータルで得ているメリットとの対比で言えば、
よい点のほうが大きくて御釣りが来るくらい。

ただ重さは我慢できても、画面映りはChromebook C300MAの唯一にして最大の欠点
と言いたいところ。

Androidアプリが使える?Googleplay導入

先月2016年5月にGoogleは、Chromebook(Chrome OS)にGoogleplayを導入し、
Androidアプリが使えるようにすると発表しました。秋頃からの予定。

ChromebookにAndroidアプリを導入するとGoogleが発表

このASUS Chromebook C300MAは対象機に入っていない模様。
使えるようになる可能性もないことはないですが、まずはタッチパネル式の
Chromebook端末から先行して導入されます。

つまり、仮にChromebook C300MAでAndroidアプリが使えても、
タッチ操作はできないわけで・・・。

今からChromebook C300MA買いか?

発売から既に1年半ほど過ぎてます。
端末としては素晴らしいですが、今から買いか?と問われたら、
止めておいたほうがよいと言わざるとえません。

そもそももうほとんど販売されていませんしAmazonでは4万~5万円弱となっています。
市場想定価格は36,800円で、管理人が買った頃は3万弱でした。

それよりも昨年秋に発売された最新のASUS Chromebook Flip C100PAのほうが
よいでしょう。

なぜならタッチパネルなので、早期にGoogleplayを導入Androidアプリが使える
ようになるからです。
実機も見ましたが完成度高く、ディスプレイ映りもきれいでした。

まとめ ASUS Chromebook C300MA-white使用1年

この1年、 ASUS Chromebook C300MA-whiteを使い続けたことから判断しまして、
結果として買ってよかったというのが結論。
価格と比べて考えたら、さらに満足感が高まります。

特に壊れる様子もありませんし、今後もまだ使っていこうと思います。

以前の記事)
Chromebook C300MAを6か月使った感想・レビュー
Chromebook C300MAを3か月使った感想・レビュー
Chromebook C300MA-WHITEを2か月使った感想・レビュー
Chromebook C300MA-WHITEを1か月使った感想