Chromebook Flip C100PA 簡易レビュー

ASUS Chromebook Flip C100PAの実機が展示された
イベントを見学してきました。(写真と動画あり)

ASUSの社員さんも複数いらっしゃる会場で、
貴重なお話も聞けましたので、簡易版ですが、
このASUS Chromebook Flip C100PAレビュー、および感想。


Chromebook Flip C100PAポスター

現場へ行く前にこのChromebook Flip C100PA
のスペックは頭に入っていました。

Chromebook Flip C100PA正面

実機を見てみると確かに10インチサイズ、
つまりノートパソコンとしては小型、コンパクトサイズ。

シルバーのボディも落ち着いた色合いで、
ギラギラはしていません。

実際に手に持ってみると軽い。
劇的にとまでは言いませんが、このサイズ感から想像する
端末としたら軽いでしょう。

Chromebook Flip C100PAタブレットで手に持つ

管理人使用中のChromebook C300MAは1.4Kg、
このChromebook Flip C100PAが890gということ知ってましたが、
知らなくても計量しなくても明らかに違いは一瞬で認識できる
レベルの違い。
4割くらい軽量化していますので当然でしょう。

Chromebook Flip C100PA側面サイドから

外観をよく見るとさすがASUSと言える仕上がり。
見た目と色合いもよいですが、角が丸みを帯びてたり、
持った手の感触も、よい。
(ボディはアルミニウム合金、色シルバー)

Chromebook Flip C100PAタイピング

今回の目玉、画面の360度回転をさせてみると、
テントスタイル(三角)、さらにタブレット状態になりました。
ここでChrome OSも回転。さすがに縦画面には
ならなかったと思いますが、天地の逆はクルっといけます。
タブレット時にいい。
(テントスタイルとスタンドスタイルが想定されている以上、
画面が回転しないと適応できない。)

Chromebook Flip C100PAテントスタイル

そしてタッチパネル。
Chrome OSがタッチで動くのはなかなか新鮮で面白い。
反応もよく、アプリの起動も早い。

画面もC300MA比較で明らかにきれいな映り、色合いもよい。
スクリーンは光沢系の映り込みあり。

タブレット型ではない方向、ノートパソコン方式から通常の
向きに画面を閉じることはもちろんできるわけで、
そのときのサイズ感はかなり小さくすっきり。
カバンの出し入れも簡単にできる小型端末と言えます。

Chromebook Flip C100PA蓋画面部分を閉じた外観


ASUSの社員さん2名と20分くらいお話できました。
要約になりますが以下のようなやり取り。

これは海外で先行発売されていたものを日本用に改良したモデルですか?
OSを日本語対応にしたり。
A「その通りです」

C300MAの件があっただけに、気になる画面について聞いてみました。
A「今回のChromebook FlipはIPS液晶であり、その点は
C300MAと違うのできれいなはずです」
実際Chromebook Flip C100PAの画面はきれいでした。
C300MAより鮮やかな映りで1280×800の10.1型ワイド画面。

おそらく日本のChromebookでタッチパネル初、画面回転初、
タブレット型初ですよね?
A「その通りでタッチパネル式、画面が回転、テントスタイル、
タブレットとして、Chromebookでは初めてで、日本にありません」

サウンドへのこだわりが事前情報にありました。
A「ASUSの製品はどれも音にこだわっており、このChromebook Flipも
そうです。こちら(底部前)にステレオスピーカーがあります」

他に特徴はありますか?
A 「USB端子はマイクロになるところですが、こだわって
標準型USBを装備しました。あとマイクロSDカードスロット、
HDMIは残念ながらマイクロですがポートあります。」
確かに10インチタブレットだとすればmicroUSBになるところ、
標準のほうがマウスやフラッシュメモリで便利ですね。

A 「バッテリーも長く持ちますし、液晶画面にゴリラガラスを
使っていますので、耐久性があり傷つきにくく壊れにくいようになっています。」
モバイル用途、外に持ち歩いて使うのに向いているというわけですね?
A「そうです。」

補足)

ASUSとしてはChromebook Flip C100PAに関して、
今シーズンの新製品としても、Chromebookとしても、
日本で力を入れているとのこと、つまり販売促進。

そうでなければ1つの端末の発売記念で、
わざわざイベントとか開催しないと思います。

でもそれは完成度に対する自信の表れでもあると言える
かもしれません。

Chromebook Flip C100PAタブレットで両手に持つ


<まとめ>

Chromebook Flip C100PAのファーストインプレッション
としては、総合的判断から、よい。

この手の端末はスペックや数値だけだとわからないこと
が多くあります。実機を見て、触れて、操作してみると
印象が全く違うことも。

今回もそんなパターンだったかもしれません。
スペック情報からの判断では期待値やや低めだった
のですけど、実機を見て、印象は変わりました。

正直、欲しいです。

唯一惜しいと言えば価格設定かもしれません。
それでも買う価値は大いにあります。

今回、実機に触れる時間は短かかったものの、
ASUSの方にこの端末のポイントを伺うこともできました。
加えて管理人はこの5か月間、同じASUS社の
Chromebook C300MAを使いこんできています。
各社のノートパソコン、タブレット端末、スマホを
日常的に使っている状況にもあります。

そんな管理人の見解は以下の通り。
あくまでもファーストインプレッションの域を出ませんが、
初めてのChromebookとしても、2台目のChromebookとしても、
予算が許せば、このASUS Chromebook Flip C100PAは
買いの1台という結論。

コンパクトサイズなので持ち運び、外で使うのに適しています。
変形して三角形テント型、スタンド式、タブレット式、と
形を変えていろいろなシチュエーションでも活躍してくれそう。

寝ころんで使ったり、複数人で写真や資料を見ることも
できるでしょうね。

【動画】

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